リゾートバイトをきっかけに「酒ディプロマ」の資格取得に向けて勉強中。将来の夢は自分の店を出すこと!

リゾートバイトをきっかけに「酒ディプロマ」の資格取得に向けて勉強中。将来の夢は自分の店を出すこと!

青木 祐太さん(27) /  職種:料飲担当

瀬戸内海を見晴らす高台に佇む「オリビアン小豆島 夕陽ヶ丘ホテル」。その名の通り、ホテルから望む夕景は息をのむほど美しく、訪れる人々を静かに包み込む癒しのロケーションです。今回は、このホテルで料飲スタッフとして働く青木祐太さん(27歳)にインタビューを実施。

小豆島で見つけた「自分に合った働き方」とは何か。夕陽ヶ丘ホテルの魅力、働く環境、そしてリゾートバイトが与えてくれた新しい夢について、詳しくお話を伺いました。

目次

静岡から飛び出し、小豆島で見つけた“自分に合った職場”

静岡県伊豆市出身の青木祐太さん(27歳)は、現在「オリビアン小豆島 夕陽ヶ丘ホテル」で料飲スタッフとして勤務されています。
20歳の頃、初めて石垣島でリゾートバイトを経験してから約7年。一度、地元伊豆での4年間の正社員経験を経て、再びリゾートバイトを選択されました。

「最初のリゾートバイトは、20歳の頃に石垣島で1年くらい働いたのがきっかけでした。
そのあとは静岡で正社員を4年経験し、一昨年に行った宮古島の“シギラリゾート”が久しぶりのリゾートバイト。その後に他の施設での勤務も経験し、中でもお気に入りのここ、夕陽ヶ丘ホテルでの勤務は気づけば3回目になりました。」

正社員経験の後に再びリゾートバイトを選択した理由

4年間も正社員としての勤務経験がある青木さんですが、なぜ再びリゾートバイトを選択されたのでしょうか?

「前提として、2つの雇用形態のどちらかが“正しい”ということはないと思っています。ただ、私自身の正社員時代を振り返ると、責任の重いポジションを任されていたことが、大きな転機になったと感じています。常に頭の中が仕事のことでいっぱいで、心が休まる時間がほとんどありませんでした。」

そんな働き方に悩んでいた頃、ふと立ち止まって考えるようになったそうです。
“もう少し自分らしく、心に余裕を持って働ける環境に戻ってみたい”と。

「そこで思い切って、もう一度リゾートバイトを選択することにしました。もちろん、リゾートバイトにも責任はありますが、仕事とプライベートのバランスを取りやすい。自分のペースで働けることが、今の自分にとって一番大切だと感じています。」

無理のない働き方の中で、もう一度“仕事を楽しむ感覚”を取り戻した青木さん。
その穏やかな表情が、今の選択の正しさを静かに物語っていました。

様々な職場を経験したからこそ感じる「夕陽ヶ丘ホテル」の魅力

青木さんは複数の施設でリゾートバイトを経験されましたが、その中でも夕陽ヶ丘ホテルがお気に入りだと続けます。

「このホテルの一番の魅力は、なんと言っても“人間関係の良さ”ですね。規模が大きすぎず、部署の垣根を越えて自然に交流が生まれる。レストランやフロント、売店のスタッフとも日常的に会話を交わし、従業員食堂では笑い声が絶えません。仕事終わりにご飯を食べに行ったり、ちょっとした相談をしたり。人との距離が近いのが心地いいんです。」

これまで数々の職場を経験してきた青木さんだからこそ、その温かさがより際立って感じられるといいます。

「料飲スタッフとして働く中で、他の部署の人が自然に手を貸してくれる場面が多くて。夕陽ヶ丘ホテルの魅力はやっぱり“人の温かさ”だと思います。『みんなで助け合う』空気がある職場って、なかなかないですよ。」

「小豆島」という離島ならではの穏やかな環境

小豆島に漂う穏やかな雰囲気も、働くうえでの魅力のひとつだと青木さんは語って下さいました。

「ホテルからの景色がとにかくきれいで、夕陽が海に沈む瞬間は毎日見ていても飽きません。お客様がその景色を撮っているところを見ると、“ああ、いい場所で働いているな”と、改めて感じます。」

プライベートでは同僚の車やマネージャーの車で、島内を巡ることもあるそうです。

「海がすごく穏やかで、“眺めるためにある海”という印象を受けます。宮古島のようなアクティビティ中心の“遊ぶための海”とはまた違って、静かで癒されますね。休みの日はバスで下の街に行って買い物したり、仲間とご飯を食べたりしています。」

日々の仕事と島の暮らしがほどよく混ざり合う生活。
そのゆったりとした時間が、青木さんにとっての心地よいリズムを生み出しています。

「誰でも馴染める職場」だからこそ続けられる

ホテル業というと専門知識が必要そうに思えますが、青木さんによると未経験でも問題ないとのこと。

「料理名やマナーは仕事の中で自然に覚えます。最初は誰でも緊張するけど、2〜3ヶ月でみんな“覚醒”します(笑)。大事なのは“ちゃんと挨拶をする”“報連相をする”とか、基本的なコミュニケーションが取れることですね。」

さらに、話すのが得意でない人でも働きやすい雰囲気があるといいます。

「話すのが好きな人ならいろんな部署の人と仲良くなれるし、一人で黙々と働きたい人も無理に合わせる必要はありません。それぞれの性格に合った距離感で働けるのが、この職場のいいところです。」

リゾートバイトを通してできた「酒ディプロマ」として自分の店を出すという夢

リゾートバイトを選択したからこそできた「夢」について、最後に青木さんは語って下さいました。

「同じ職場にワインソムリエの資格を持つ先輩がいて、すごく刺激を受けたんです。もともと日本酒が好きだったこともあり、その先輩の影響で日本ソムリエ協会が認定する“酒ディプロマ”の取得を目指すようになりました。」

酒ディプロマとは、日本酒と焼酎の専門知識と技術を持つことを証明する資格のこと。
リゾートバイトでの出会いが、青木さんの新しい目標を生み出した瞬間だと言えます。

「仕事を通じていろんな人と出会えるのがリゾートバイトの魅力。出会いをきっかけに資格に挑戦しようと思えたのも、この環境にいたからこそですね。リゾートバイトは自分の時間が作りやすいので、勤務の合間を縫って勉強を続けています。将来は日本酒を中心にした自分のお店を開くのが夢です。」

新しい人との出会いが、新しい夢を生み出す。
青木さんの言葉からは、リゾートバイトが人生に与える“きっかけの力”が感じられました。

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