卒業旅行、実際いくらかかる?
まずは相場を知っておきましょう。マイナビが全国の現役大学生を対象に実施した2025年の調査によると、卒業旅行の一人あたりの予算は「5万円以上10万円未満」と回答した人が30.2%で最多でした。海外旅行を視野に入れると、予算は10万〜20万円程度まで膨らむケースも珍しくありません。
時期については「3月」が30.9%、「2月」が22.3%と、卒業式前後の2〜3月に集中しています。日数は「2泊」36.2%、「3泊」26.9%が中心で、同行者は「大学の友人との二人旅」や「グループ旅」が上位を占めています。友人同士で計画を立てる人が多い一方で、予算の折り合いがつかず断念してしまうケースも少なくないのが実情です。
旅行会社の卒業旅行プランは「予算がある人」向け
JTBや日本旅行、阪急交通社などの大手旅行会社は、学生限定の割引プランを豊富に用意しています。台湾や韓国といった近場の海外から、沖縄・北海道といった国内の定番エリアまで、予算別に行き先を選べるのは便利です。
ただし、これらのプランはあくまで「決まった予算の中でいかにお得に旅行するか」という提案です。旅行会社のサイトの中には「人気の出発日をずらせば費用を抑えられる」といったアドバイスを添えているところもありますが、それも既に旅費を用意できている人向けの節約テクニックにすぎません。「そもそも旅費そのものがない」という悩みに正面から向き合ってくれるサービスは、ほとんど見当たらないのが現状です。
「働きながら旅する」という第三の選択肢
そこで考えたいのが、リゾートバイトという働き方です。旅費を「貯めてから旅行に行く」のではなく、「働きながらいろいろな土地を巡る」という発想に切り替えることで、予算の悩みそのものを解消できます。
勤務地選びが、そのまま旅先選びになる
リゾートバイトの求人は、沖縄・北海道・温泉地など、全国各地のリゾートエリアに揃っています。つまり、働く場所を選ぶこと自体が「どこに行きたいか」を決めることと同じ意味を持ちます。卒業旅行の定番として人気の高いエリアで、旅行者としてではなく、暮らすように長期間過ごせるのが大きな魅力です。
休みの日に、周辺観光を楽しむ
住み込みで働きながら、休日には現地の観光スポットを巡ったり、地元の飲食店を開拓したりすることができます。数日間の旅行では味わえない、その土地に根ざした時間の過ごし方ができるのもリゾートバイトならではです。
友人と一緒に働けば、卒業旅行そのものを一緒に過ごせる
「友人と卒業旅行に行きたいけど、お互い予算が合わない」という場合は、一緒にリゾートバイトに応募するのもひとつの方法です。友人同士歓迎の求人を選べば、働く時間はもちろん、休みの日も一緒に過ごせるため、旅行以上に長い時間をともに過ごす特別な思い出を作れます。
カップルで一緒に働くという選択肢も
恋人と一緒に卒業旅行を計画している場合は、カップル歓迎の求人がおすすめです。同じ職場で働きながら、休みの日はデート気分で観光を楽しめるため、通常の旅行とは違った特別な時間を過ごせます。
卒業旅行の定番エリアで、そのまま働くという発想
卒業旅行先として人気の高いエリアは、実はリゾートバイトの求人が豊富なエリアと重なっていることも少なくありません。
- 沖縄:マリンアクティビティや美ら海水族館など定番の観光スポットが多く、リゾートホテルや飲食店の求人が豊富。休みの日に少しずつ観光地を巡れます。
- 北海道:雪まつりやウィンタースポーツが楽しめる冬季はもちろん、夏は避暑地として過ごしやすく、通年で求人があります。
- 熱海・伊豆などの静岡エリア:卒業旅行の定番である温泉旅行を、働きながら日常的に楽しめるのが魅力です。
数日間の旅行では「移動して観光して終わり」になりがちですが、その土地で一定期間過ごすことで、観光ガイドには載っていないお店や景色に出会えるのも大きな違いです。
海外の卒業旅行に行きたいなら「先に稼いで資金を貯める」
「本当は海外に行きたいけれど、10万〜20万円という予算が用意できない」という人には、リゾートバイトで資金を先に貯めるという方法をおすすめします。
住み込みのリゾートバイトは、多くの求人で寮費・水道光熱費が無料または格安に設定されています。一人暮らしと違って家賃や光熱費がかからない分、稼いだ収入をそのまま旅行資金に回しやすいのが特徴です。
たとえば時給1,600円以上の求人で、1日8時間・週5日勤務した場合、1か月(20日稼働)の収入は約25万6,000円になります。住み込みで家賃・光熱費がかからない分、食費や日用品費などを差し引いても、多くの金額が手元に残りやすくなります。
| 勤務期間の目安 | 想定される貯金額の目安 | 実現できる卒業旅行 |
|---|---|---|
| 約2〜3週間 | 5万〜8万円程度 | 国内旅行(沖縄・北海道など) |
| 約1ヶ月 | 15万〜20万円程度 | アジア圏の海外旅行 |
| 約1〜2ヶ月 | 20万円以上 | 予算に余裕を持った海外旅行 |
※上記はあくまで一般的な目安です。繁忙期や閑散期の影響による稼働時間の差があり、求人によって時給・寮費・食事の有無は異なるため、応募前に必ず詳細条件を確認してください。
夏休みや春休みなど、まとまった長期休みを使って集中的に働けば、生活費がかからない分、通常のアルバイトよりも短期間で旅行資金を貯めやすくなります。貯金の考え方についてより詳しく知りたい人は、こちらの記事もあわせて参考にしてください。
よくある質問
Q. 短期間だけの応募も可能ですか?
A. 求人によっては、2週間〜1ヶ月程度の短期の勤務が可能なものもあります。長期休みの期間に合わせて働きたい人は、募集要項の勤務期間をよく確認してから応募しましょう。
Q. 一人で応募しても大丈夫ですか?
A. 1人での応募も問題ありません。同じ時期に働き始める学生や社会人も多く、住み込みという環境の中で自然と友人ができやすいという声もよく聞かれます。もちろん、友人と一緒に応募できる求人もあります。
Q. 学業に支障は出ませんか?
A. 春休みや夏休みなど、授業がない期間に絞って働くことで、学業に大きな支障を出さずに卒業旅行の資金作りができます。
「旅先で働く」こと自体が卒業旅行の思い出になる
数日間の旅行では、観光地を巡って写真を撮って終わってしまうことも少なくありません。一方で、リゾートバイトとしてその土地で一定期間働くと、地元の人との関わりや、旅行者としては見えない日常の風景に触れる機会が生まれます。学生生活最後の特別な時間を、「旅行」ではなく「暮らす」という形で過ごすのも、卒業旅行のひとつのあり方と言えるのではないでしょうか。
「働きながら旅する」ことの注意点も知っておこう
良いことばかりではありません。リゾートバイトはあくまで「仕事」であるため、観光旅行のように毎日好きな時間に自由に動けるわけではなく、シフトに沿って働く必要があります。1日中観光地を巡りたい人にとっては、物足りなさを感じる場面もあるかもしれません。
また、勤務先は基本的に決められたエリア内での生活になるため、「1週間で複数の都市を回りたい」というような周遊型の旅行スタイルとは相性があまり良くありません。あくまで「1つのエリアにじっくり滞在する」スタイルが向いている人におすすめの方法です。
自分がどちらのスタイルを求めているのか、旅行代理店のプランとリゾートバイトの両方を比較しながら、卒業旅行の形を考えてみてください。
まとめ
卒業旅行の予算相場は5万〜10万円、海外なら10万〜20万円程度が目安です。旅費が用意できずに諦めかけている人も、「働きながら旅する」「先に稼いで資金を貯める」という発想に切り替えれば、行きたかった場所を諦める必要はありません。友人やカップルで一緒に働ける求人もあるので、卒業旅行の計画に悩んでいる人は、リゾートバイト.comで自分に合った働き方を探してみてください!
















