ホテルのフロントと言えば、日中はホテルの「顔」としての役割もある為、様々なスキルが求められます。対応するお客様の人数も多いですし、どちらかと言えばキツイ方の職種に挙げられがちです。しかし夜は一転してその特徴が変わります。夜間は基本的にお客様が少ない為、仕事は多くありません。メリットとしては、深夜手当も付くため稼ぎやすいという点が挙げられます。昼夜逆転してしまうというデメリットもありますが、楽しながらまとまった額を稼ぐにはもってこいの仕事だと言えます。
業務内容としては、チェックイン・チェックアウト対応や内線対応、夜間見回り等があります。

ホテルや旅館などの裏方業務は、接客することがありません。人と接することに神経を使いがちな方にお勧めです。
業務内容としてはベッドメイキング、アメニティの補充、客室の清掃等があります。

ホテルや旅館でお土産等を販売している売店での業務です。旅行に行ったことがある方なら一度は見たことがあると思いますが、売店が大混雑！！購入までに長蛇の列！！なんてことはなかなかありませんよね？たまに団体客の対応で一時的に忙しくなることはあるかもしれませんが、比較的、楽なお仕事です。
業務内容としてはレジ打ちや、商品の補充等があります。

夏に募集が増えるお仕事です。基本的には監視席に座り、溺れているお客様がいないか、他の異常はないか等を監視する仕事になります。何も問題が無ければ監視しているだけのお仕事なので楽な場合が多いです。ただし注意点があり、夏場の屋外の監視員は「暑い、日に焼ける、汗だくになる」等のデメリットもあるため、屋内のプールを選ぶと良いでしょう。

「楽」と言われている職種の代表例が分かったところで、そのような仕事を効率的に見つける為にはどうすればよいか？上手に探すコツを紹介していきます。

何を「楽」と感じるかは人によって違うため、こだわりの条件を細かく設定したうえで検索することによってご自身に合ったお仕事が見つけやすくなります。
　エリア、期間、職種等、大きなくくりは勿論のこと、時給や寮の個室タイプ指定等、様々な条件を設定できるため、お仕事探しの際はご利用いただくことをお勧めします。

リゾート地には繁忙期と閑散期があります。冬のスキー場、夏のプール、ゴールデンウィークや、年末年始等、多くの方が旅行に行きたがる時期は繁忙期と呼ばれ、人気のリゾート地は観光客であふれかえります。逆に大型連休以外、特にそのエリアで閑散期（オフシーズン）と呼ばれる時期に観光客が集中するという事は稀です。観光客が少ないという事は、お仕事も少ないということなので閑散期に働くことができれば、同じお仕事でも繁忙期よりも暇で楽といった可能性は高くなります。

こちらは精神的な観点からの「楽」かもしれませんが、「仕事内容に対して、いくらもらえたか」がそのお仕事を「楽」だと感じるかどうかの大きな指針となります。
どんなに仕事内容が楽でも、お給料が少なければ「楽して稼いだ感」は薄いと言えるでしょう。逆に仕事内容が普通でも、お給料の額が多ければ「楽してこんなに稼げた！！」と感じるかもしれません。

誰もがきつい仕事をリピート、延長契約しようとは思わないはずです。リピート率、延長率が高いということは、「皆がやりたいお仕事である」→「時給が高いまたは仕事が楽である等のメリットがある」といった可能性が高いです。
　お仕事探しの際に「リピート率、延長率が高めのお仕事はありますか？」とスタッフさんに尋ねてみるのもいいかもしれません。

業務内容が楽だからと言って、リゾートバイト中の全期間を通しての満足度が高くなければ、振り返った時に「楽」という印象も薄れてしまいます。

　リゾートバイトの特徴として、長期間一か所に滞在するという事が挙げられます。特に地方の勤務先になると、休日等の自由時間に何もすることが無いといったことも起こり得ます。他には、買い物に行きたくても近くにスーパーがなく一苦労なんてことも…

　いくら仕事が楽でも、自由時間に苦労が多くてはトータルで見た時に「楽なリゾートバイト」とは呼べないかもしれません。お仕事内容だけでなく、勤務先の周辺情報などを事前に調べて、期間を通して楽して稼げるビジョンが想像できるお仕事を選べると良いでしょう。

今回は、楽なリゾートバイトと、その探し方のコツを紹介させていただきました。「楽さ」は人によって感じ方や、感じるポイントが違うため「これが誰にとっても一番楽だ！！」と言い切ることはできません。

人が楽だと言っていたからと言って、あなたにとって同じ様に楽であるとも限りません。
だからこそ、ご自身がどんなポイントに楽さを感じるかを押さえて、そのポイントを元にお仕事探しをして頂ければと思います。