フリーターでも生きていけるのか?結論
先に結論をお伝えすると、フリーターでも生きていくことは可能です。ただし「なんとなく生きていける」わけではなく、戦略的に行動することが前提になります。
フリーターが不安視される理由は、主に次の3点に集約されます。
- 収入が低く、不安定であること
- 厚生年金・健康保険などの社会保険に加入しにくいこと
- 年齢を重ねても収入が上がりにくいこと
これらの不安は、裏を返せば「対策できるポイント」でもあります。次の章で、具体的な対策を整理していきます。
フリーターとして生きていくための4つの生存戦略
フリーター生活を長く続けるなら、以下の4つを意識することが重要です。
① 社会保険の確保
フリーターが将来不安を感じる最大の理由の一つが、社会保険です。一般的なアルバイトはシフトが週20時間未満に調整されることが多く、健康保険と厚生年金に加入できないケースが少なくありません。
勤め先の社会保険に入れないと、健康保険は国民健康保険に、年金は国民年金に自分で加入することになります。このとき、保険料は全額が自己負担です。 国民年金の保険料は令和8年度で月17,920円。所得にかかわらず一律なので、収入が少ない人ほど負担が重くのしかかります。ここに国民健康保険料が加わります。
一方、勤め先の社会保険に入れば保険料は会社と折半になり、負担はぐっと軽くなります。加入の条件は次の4つです。
- 週の所定労働時間が20時間以上
- 2か月を超えて雇用される見込みがある
- 学生ではない
- 勤め先の従業員数が51人以上
以前はこれに「月額賃金8.8万円以上」という条件もありましたが、2026年10月に撤廃されました。最低賃金が上がり、週20時間働けば自動的にこの金額に届くようになったためというのが理由です。シフトを削られて金額が足りず加入できなかった人にとっては、壁がひとつ減ることになります。
残る壁は勤め先の規模です。個人経営の小規模な飲食店などでは、労働時間の条件を満たしていても従業員数が51人に届かず加入できません。働き先を選ぶときは、労働時間だけでなく企業規模も確認しておいてください。 なおこの要件も、2027年10月に36人以上、2029年10月に21人以上と段階的に下がっていく予定です。
リゾートバイトの社会保険について詳しくはこちら
なお、厚生年金に入れるかどうかは、将来受け取る年金額を大きく左右します。金額でどれくらい変わるのかは本記事の範囲を超えるので、別の記事にまとめました。
フリーターの老後はやばい?必要な貯金額と、貯金以外にできること
② 固定費の削減
収入が不安定なフリーターにとって、毎月の固定費をいかに安く抑えるかは重要なポイントです。家賃・光熱費・通信費などの固定費を手取りの7割程度に抑えられれば、残りを貯蓄や将来への投資に回せます。
特に家賃は固定費の中でも最も大きな割合を占めるため、ここを削減できるかどうかが生活の余裕に直結します。
③ 収入源の分散
1つのアルバイト先だけに収入を依存していると、シフト減少や雇い止めが起きた瞬間に生活が破綻するリスクがあります。単発バイトや在宅ワークなど、複数の収入源を持っておくことがリスクヘッジになります。
ただし、掛け持ちは体力的な負担も大きいため、限界もあることは正直に理解しておく必要があります。
④ 資産形成(iDeCo・NISA)
フリーターにはボーナスも退職金もありません。まとまったお金が入ってくる機会がない以上、将来に向けた資金は自分で積み上げていくことになります。iDeCoやNISAといった制度を使って、少額でもコツコツ続けることが現実的な方法です。
ただし、資産形成には「積み立てられるだけの余裕資金」が前提になります。固定費が高いままでは、この戦略を実行することすら難しい。だからこそ、②の固定費削減が先に来るわけです。
リゾートバイトは4つの生存戦略すべてに対応できる働き方
ここまで紹介した4つの生存戦略は、それぞれ個別に実行しようとすると簡単ではありません。社会保険に加入できる職場を探し、固定費を削減できる住まいを見つけ、複数の収入源を確保し、資産形成の余裕資金を作る——これを同時に満たす働き方の一つが、リゾートバイトです。
社会保険にそのまま対応できる
リゾートバイトはフルタイム勤務の求人が中心のため、「週20時間以上・2ヶ月を超える契約」という条件を満たしやすく、社会保険に加入しながら働けるケースが多いです。一般的なアルバイトのようにシフトを削られて加入できない、というリスクが少ないのが特徴です。
また、派遣として働く場合、雇用契約を結ぶ相手は就業先の施設ではなく派遣会社になります。個人経営の小規模店舗で直接雇われるのとは、社会保険の入り口が変わってくるわけです。
ただし、加入できるかどうかは求人ごとに異なります。 契約期間も勤務時間も求人によって違いますし、社会保険の扱いは派遣会社の状況にもよります。社会保険を目的に選ぶなら、応募前に「この求人で加入できるか」を担当者に直接確認してください。
固定費がほぼゼロになる
寮に住み込みの求人がほとんどのため、家賃・食費・光熱費などが無料になるケースが多いです。「固定費を手取りの7割に抑える」という戦略を、努力せずとも構造的に実現できます。浮いたお金はそのまま貯蓄や資産形成に回せます。
短期で複数の職場・職種を経験できる
3ヶ月・6ヶ月単位で働く場所を変えられるため、結果的に複数の職場・職種を経験することになります。これは収入源の分散とは少し異なりますが、特定の職場に依存しすぎない働き方という意味で、リスクヘッジの一種になります。
資産形成の余裕資金を作れる
固定費がほぼゼロになる分、収入をそのまま資産形成に回す余裕が生まれます。「資産形成をしたいけれど、そのための余裕資金がない」というフリーターにとって、リゾートバイトはその余裕資金そのものを作る手段になります。
たとえば、固定費がかからないリゾートバイト期間中にNISAのつみたて設定を毎月3〜5万円程度で始めておけば、生活に困ることなく、気づけば将来への資産形成の土台が自動的にできあがっている、という流れも現実的です。
リゾートバイトは、4つの生存戦略を個別に頑張るのではなく、働き方そのものを変えることでまとめて実現できる選択肢と言えます。
それでも不安なら、正社員という選択肢も
ここまで紹介した戦略を実行しても、「やっぱり一生フリーターは不安」と感じる人もいると思います。その場合は、正社員という選択肢を検討するのも一つの方法です。
20代であれば未経験からのポテンシャル採用のチャンスが多く、30代以降でもこれまでのアルバイト経験を評価してもらえる求人があります。正社員登用を前提とした紹介予定派遣など、段階的に正社員を目指すルートも存在します。
リゾートバイトでは、正社員登用制度を利用できる求人も数多く存在し、実際にお仕事を経験しながら、「正社員として働きたいか」というご自身の意思を確認することも可能です。
一生フリーターとして生きていく場合の懸念点や対処法について、より詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。
一生フリーターでもなんとかなる?フリーターでい続ける懸念点と対処法を徹底解説!
まとめ:戦略を持てば、フリーターでも生きていける
フリーターでも生きていくことは十分に可能です。ただし「なんとなく続ける」のではなく、社会保険・固定費・収入源の分散・資産形成という4つの戦略を意識することが重要です。
これらをそれぞれ個別に実行するのは簡単ではありませんが、リゾートバイトのように働き方そのものを変えることで、まとめて実現できる場合があります。固定費がほぼゼロになり、社会保険にも加入しやすく、浮いたお金を将来のために回せる——そんな働き方を、一度検討してみる価値はあります。
まずは求人をチェックするところから始めてみてください!














