リゾートバイトの月収はどれくらい？職種別・条件別の相場を解説

リゾートバイトの月収は、時給・勤務時間・職種・地域によって大きく異なります。まずは代表的な職種別の月収相場を見てみましょう。

職種別の平均月収目安（フルタイム・1ヶ月勤務の場合）

職種	時給の目安	月収の目安（22日勤務）
ホールスタッフ（旅館・ホテル）	1,100～1,300円	約20～24万円
フロント・受付	1,050～1,250円	約19～23万円
調理補助・洗い場	1,000～1,200円	約18～22万円
リフト係（冬季限定）	1,200～1,400円	約21～26万円
清掃スタッフ	1,000～1,150円	約17～21万円

上記の金額はあくまで相場となっており、個別の求人で見る際、相場より高かったり安かったりということが発生します。そのため、求人検索の際は個別の求人情報を確認することが重要です。

月収を左右する主な条件

月収を左右する代表的な条件としては下記のようなものが挙げられます。これらを留意することで、月収アップが見込めます。

• 繁忙期か閑散期か：繁忙期（夏・冬）は時給やシフト数が増える傾向。
• 地域：北海道・沖縄は時給がやや低め、関東・関西周辺は高め。
• 寮費・食費無料の有無：出費が抑えられるため、手取りが大きく変わる。

実際のケーススタディ

実際の月収例を、長野県のスキー場でリフト係として1,300円の時給で働くAさんの場合を元に挙げてみました。

• 月22日勤務 × 8時間 × 1,300円 = 約22.8万円
• プラスして週2回程度の残業1.5時間 → 約2.6万円の残業代
• 寮費・食費無料 → 固定費ゼロ
  → 月収25万円超え＆貯金20万円以上可能

このように、単純な「時給×日数」だけでなく、生活コストの低さと手当の充実が月収に直結します。

時給だけじゃない！リゾートバイトで月収が高くなる仕組みとは？

『時給1,100円じゃ、そんなに稼げないのでは？』と思われがちですが、リゾートバイトには月収を底上げする仕組みがいくつもあります。

月収を増やす仕組み一覧

1. 残業・深夜手当
   　→ 時給25%増しで支給されるため、1日1〜2時間残業があると月収に大きく影響。
2. 休日出勤・週6勤務
   　→ 長期間の勤務や週6勤務OKな人は、シフト数＝収入アップ。
3. 食費・寮費・光熱費無料
   　→ 生活コストがほぼゼロに。都市部の一人暮らしと比べて実質月5万円以上の節約になることも。
   リゾートバイトの寮について
4. 赴任交通費支給
   　→ 満了で往復交通費が支給される案件も多数。出費ゼロで地方に滞在可能。
   リゾートバイトの交通費は全額支給？実例を元に詳しく解説！

支出が少ない＝実質的な“可処分所得”が多い

リゾートバイトの魅力の一つは、「可処分所得＝使えるお金」の多さです。都市部で月収25万円を得ても、家賃・食費・交通費で毎月10万円以上が消えるケースも少なくありません。

一方、リゾートバイトでは、

• 家賃・食費・光熱費が無料の求人が多い
• 寮が近い場合が多く通勤も徒歩圏内（交通費不要）

結果的に、実質的な“手取り感”がかなり大きくなりるという特徴を持っています。

月収20万円以上を目指すなら？選ぶべき勤務地と働き方

実際に月収20万円以上を安定して狙うには、以下のような条件を意識すると良いでしょう。

稼ぎやすい職種・エリア

• リフト係・ナイトフロント（深夜手当あり）
• ホテルのレストランホール（残業・繁忙期多め）
• スキー場・温泉地・海沿いのリゾート地（集客が多い）

高月収を狙えるおすすめ地域

地域	特徴
長野・新潟	スキー場が多く、冬季は高時給・深夜勤務あり
沖縄	夏場の観光シーズンは稼働時間が長く高収入も可能
箱根・熱海	首都圏からのアクセスが良く、常時人手不足で高時給傾向

長野県のリゾートバイト　新潟県のリゾートバイト　沖縄県のリゾートバイト　箱根のリゾートバイト　熱海のリゾートバイト

勤務スタイルのコツ

• 短期より中長期（2ヶ月以上）がおすすめ
• 週5～6勤務、1日8時間前後が目安
• 繁忙期は特に稼ぎ時！夏・冬を狙って応募を

男女で差がある職種選びの傾向

• 男性に人気：リフト係、裏方、設備管理など体力系
• 女性に人気：フロント、仲居、ホールスタッフなど接客系

どちらも収入に差は出にくいですが、「体力に自信がある」「接客が得意」など、ご自身の特性に合った職種選びが月収にもつながります。

ここまでお伝えしてきたことを意識することで、月収30万以上稼いでいるスタッフさんも実際にいらっしゃいます。リゾートバイトで月30万以上稼ぐ方法については、詳しくまとめた別記事がございますので、気になる方はご一読ください！

リゾートバイトで30万！！稼ぎ方や注意すべきポイント

『思ったより稼げない…』を防ぐ！月収に差が出る注意点とは？

SNSや口コミで『リゾートバイト、全然稼げなかった…』という声があるのも事実。そうならないために、よくある落とし穴と対策を押さえておきましょう。

ありがちな失敗例

• 閑散期に入ってしまい、シフトが少ない
• 寮が有料だったため、実質の手取りが大幅減
• 交通費支給に条件があり、満了前に辞めて自己負担に

月収を守るための対策

• 求人票はすみずみまで確認（特に寮・交通費・勤務条件）
• 勤務期間と繁忙期のタイミングを合わせる
• 勤務先の口コミや体験談をチェックする（派遣会社のサポートも重要）

求人票の“ここを見逃すな”

• 「交通費支給」→ 実は“満了時”や“上限あり”の条件つきが多い
• 「個室寮」→ 光熱費別途・Wi-Fiなしなど、住環境に差がある
• 「週5日以上勤務」→ 実際のシフトが週4になる場合もある

対策としては、派遣会社に事前に確認をとる・口コミサイトでチェックするといったことが失敗回避のカギになります。

実際のリゾートバイト体験談はこちらからどうぞ！

月収だけじゃない！“リゾートバイト”の意外なメリット

リゾートバイトは「稼ぐ」だけでなく、他にも魅力がたくさんあります。

生活費がほぼかからない

寮費・食費・光熱費が無料の案件が多いため、収入の大部分を貯金に回せるのが強み。

リゾートバイトは貯金が貯まる？実際の貯金額も公開！

観光地に住み込みできる

温泉地、ビーチ、スキー場など、普段は泊まれないような場所に「住むように働く」体験が可能。

全国各地の友人・人脈ができる

リゾートバイトでは、他県から来た仲間との出会いも多く、一生モノの人間関係ができることも。

リゾートバイトに出会いが多い理由とは？実際の体験談などもご紹介！

スキルや経験が将来の就職に活きることも

リゾートバイトは単なる短期アルバイトではなく、

• 接客マナー
• クレーム対応
• チームでの連携
• 異文化コミュニケーション（外国人観光客との接点）

など、社会人としてのスキルを自然に磨ける場でもあります。

『空白期間をどう埋めよう…』と考えるフリーターや転職活動中の方にとっても、履歴書に書ける“経験値”になるのが魅力の一つです。

リゾートバイトのメリットについてまとめた別記事もございます。ぜひご一読ください！

リゾートバイトのメリット10選！人気の理由を一挙公開！

まとめ

リゾートバイトは、「収入」「生活費」「経験」の3つを同時に得られる、非常に効率的な働き方です。

もちろん、「楽して稼げる」というわけではありません。しっかり条件を見極め、自分に合った案件を選ぶことが成功の鍵です。

とはいえ、「短期間でしっかり稼ぎたい」「新しい環境で働きたい」「貯金したい」という人にとっては、非常に魅力的な選択肢になるでしょう。

迷っている方は、まずは1ヶ月のお試し勤務からスタートしてみるのもおすすめです。経験してみて初めてわかる、リゾートバイトならではの“働き方の自由さ”にきっと驚くはずです。

リゾートバイトをご検討の際は、業界No.1高時給を掲げる「リゾートバイト.com」を是非ご利用ください！